アクティブ・シニアの生き生きセカンドライフ

      アクティブ・シニアのための
           生き生きセカンドライフのすすめ
◆アクティブ・シニアのための生き生きセカンドライフ◆

『生き生きセカンドライフのすすめ』では、団塊世代やそれに続くシニアの方がこれから定年退職を迎えるにあたって、必要と思われる知識や情報、また準備しておかなくてはならないことなどを紹介しています。

 
 

2007年をピークに、いよいよ団塊世代の退職問題が現実のものとなっています。毎月のように「送別会」を催している職場もここ最近では珍しくないかも知れません。来年、あるいは再来年は自分の番が回ってくると思いながら見送っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
 
退職された方に聞くと、自分もあと3年とか2年とかまだずっと先の話だと思っていたけど、あっという間だったねとおっしゃる方がほとんどです。本当に退職前の2、3年は早いものだと思います。でもその間にセカンドライフの準備をしている人って意外と少ないのが現状のようです。  
 

一口に準備といっても、心の準備だけでなく、再就職、
年金、保険、資産運用、介護、相続など、これまでは
会社で仕事さえやっていればそれほど気にしないで
いられたことが、これからはすべて自分でやらないと
誰もやってくれない世界に入っていくのです。定年と
いう節目を境に、住む世界がガラっと変わることになり
ます。いわゆるセカンドライフに突入することになるの
です。
 
ところがこの新しい世界には厳しい現実が待ち受けて
います。これまでは自分の支払った額以上の公的年金
が一生涯支給されましたし、退職一時金と企業年金を
もらって平穏無事な老後を送ることができました。
 
しかし、現在は少子高齢化により、自分の支払額より少ない額の年金しかもらえなくなる可能性もでてきました。退職金にしても確定給付型から確定拠出型へ移行しつつあります。適格退職年金も厚生年金基金も役に立たなくなり、個人で資金運用をして老後に備えなくてはならない時代になってきています。

 
資産運用でも預金はコンマ以下の利息しか付きませんし、不動産にしても一昔の値上がりは期待できず、苦労して獲得したマイホームも売る時はたいてい購入価格以下を覚悟しなければいけないのが現状です。
 
それに加えて、お金の出て行く機会が何かと多い年代でもあります。教育や住宅など巨額の出費が終わってやれやれと思ったところに、今度は息つく暇もなく医療、介護、相続などにともなう出費が待ち受けています。

 
これではなかなか悠々自適もままなりませんね。しかし・・・
こういってはなんですが、今の50代、60代って昔に比べるとず〜っと若いと思いませんか。平均寿命が飛躍的に延びている今、60歳定年を迎える人のほとんどが再就職を希望しているようです。確かに能力だけでなく体力・気力とも引退するには早すぎるくらい若い方が多いです!
 
医学的にも能力・体力・気力のどれをとっても、使わないと老化が始まると言われています。悠々自適を決め込み、家に閉じこもってテレビばかり見ている生活が一番いけないというわけです。まだまだ老け込むには早すぎるということです。老人精神医学の権威和田秀樹教授は、人間にとって「感情の老化」があらゆる老化現象の根源だと述べておられます。


つまり同じ歳をとっても「もうオレも先が見えてきたな」と感じる人と、「まだまだ人生これからだ」と思って行動する人ではずいぶん差がついてしまうということのようです。感情が老化して意欲を失えば頭や体を使い続けることができなくなり、実用機能が衰えます。すると「オレも老けたなあ」と弱気になって感情がますます老化し、さらには実用機能の老化が進むという「悪循環」に陥ってしまうということです。

 
そこで感情を老化させないようにする為には、常に脳に刺激を与えることが必要となってきます。特に脳のなかでも「前頭葉」を刺激するような行動が大切で、それには「心がときめくような体験」が一番いいそうです。別に恋愛ということでなくても、知らない土地に行くと気持ちがウキウキするのであれば旅に出るのがいいでしょうし、おいしい物を食べるとワクワクするのであればグルメ追求がいいかも知れません。
 
いずれにしても歳をとったから休むとか何もしないとかいうのではなく、積極的に刺激を求めて自由に行動することこそが本当の「悠々自適」であり、セカンドライフこそが人生最後の正念場、じっくりと自分を活かす絶好の機会ではないでしょうか。

 
省みてこれまでは会社の、組織の歯車で自分を殺してきたというか、本当の自分らしさを発揮することを抑えてきたのではありませんか。自分のやりたいことをやりたいようにやってこられたのはほんの一握りの恵まれた人です。
 
組織の中で順調にポストを昇り詰めた人でさえ果たしてそれが幸せに繋がっているかというと、決してそうとは限りません。むしろ何かの犠牲と引き換えになっている場合も多いのではないでしょうか。
 
そんな人もそうでない人も、みな一様に定年を迎えセカンドライフに入っていきます。集団の組織から脱皮して「個」中心の世界に身を置くことになるのです。いわばほとんどの人が過去の経歴をリセットしてまた同じスタートラインにつくのです。
 
もちろん過去に築いた蓄積までもが無くなるわけではなく、むしろそれを生かして新しい人生を送ることができればそれは素晴らしいことかと思います。

 
そんな新しい世界に入っていく際のちょっとした事前準備になればと思い、そして半分は自分のために、このサイトを作ってみました。団塊の団塊による団塊のためのサイトってわけです。(^^ゞ
 
自分のこれからの人生こそが本当の自分の人生、そう呼べる人生を過ごしたいと願い、その準備を今からしていこう、みなさんも一緒にやりましょう、そういう気持ちでこのサイトを作りました。
 
自分自身、もともと知らないことだらけでしたが、今回このサイトを作るのに勉強して初めて知ったことが数多くあり、自分の無知、無力さを痛感しました。でも同じような立場の方が少しでもお役に立てるのであれば、また何らかのきっかけになってくれるのであればとてもうれしく思います。



【生き生きセカンドライフのすすめ】は、自分を含めこれから定年を迎える団塊世代や次に続く方々がよりスムーズに定年後の世界に飛び立てるよう、お手伝いをしていきたいと思っております。




【参考文献】
 『定年生活の達人』 グループSR (一ツ橋書店)
 『定年後大全』 日本経済新聞生活経済部 (日本経済新聞出版社)
 『どこゆく?団塊男 どうする!団塊女』 吉永みち子 (日本経済新聞社)
 『Q&A 定年前後の手続ガイドブック』 田中章二・福原邦雄 (清文社)
 『なぜ団塊世代は定年後をきちんと考えないのか』 青野弘 (明拓出版)
 『年金生活これで安心』 大庭惠三子 (小学館)
 『有料老人ホーム賢い選び方』 土屋有・武谷美奈子 (日経BP社)
 『年金分割のことがよくわかる本』 岸本ひろみ (あさ出版)
 『定年後すぐボケる人 かえって若返る人』 和田秀樹 (大和書房)

 
◆ 定年後のライフプラン
  1.生きがいのある仕事に就く
  2.これからは定年後起業だ
  3.資格取得に挑戦する
◆ 定年後の資金計画
  4.定年後の生活費
  5.年金の基礎知識
  6.退職後の税金
  7.リバースモーゲージを活用する
◆ 定年後の保険
  8.定年後の健康保険利用
  9.賢い医療保険の選び方
 10.公的介護保険の仕組み
 11.生命保険の見直しはここだ!
◆ 定年後の家族関係
 12.子離れ、親離れのすすめ
 13.熟年離婚と年金分割の関係
 14.熟年再婚は当たり前
 15.親の介護と老人ホーム選び
 16.今どきの葬儀とお墓選び
 17.相続が「争族」にならないために
◆ 定年後の暮らし
 18.趣味を持ち人との交わりを楽しむ
 19.生涯学習のすすめ
 20.ボランティア活動について
 21.田舎暮らしを楽しむ
 22.海外生活を考える
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